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シワなく、すぐに使える!ピノスタジオの撮影用背景紙をレビュー

ここ最近物撮り撮影用の背景で悩んでいました。

理由は「しわ、破れ、汚れ」

これまで紙製の背景紙を使用していたのですが、何度も繰り返し使用しているとどうしてもしわができたり破れててしまったり。
食べ物系の撮影の際は汚れてしまい、撮影途中に差し替えるなど手間がかかっていました。

そんな時見つけたのが「ピノスタジオ撮影用背景」シート。

「シワなく、汚れに強く、簡単セットアップ」との文言に惹かれ、すぐさま購入。

今回は、グレーモルタルとブラックモルタルのProシリーズを購入してみたので、レビューしていきたいと思います。

購入したのはProシリーズ、Lサイズ(120cm、90cm)

今回私が購入したのは「グレーモルタル Pro」「黒モルタル Pro」の2種類。

グレーモルタル Pro
黒モルタル Pro

ピノスタジオの製品には「スタンダード版」と「Pro」番があり、Proは下記の点が進化しているようです。

Pro版4つの進化

  • 人気のスタンダード版よりも”更にシワの無い素材”に進化
  • 横向きでの保管や移動でもシワにならず”すぐに撮影できて持ち運びに便利”
  • 接写すると表れる特有の糸目模様が無くなり”より綺麗な写真の仕上がり”
  • 柄のプリントが更に”発色良く鮮やかな仕上がり”

※ピノスタジオ、公式Webサイトより引用

私はスタンダード版を購入したことが無いので細かな違いは判らないのですが、Pro版のインプレッションは「堅牢」。

2種類ともプリントがしっかりしており、接写にも耐えれる質感。

ちょっとこすったくらいでは全く傷つつかずシワにもならない、汚れにも強い印象。
(少し水を垂らしてみましたが、完璧にはじいていて安心感が違います。)

ハードに、それでいて長く使えるとうれしいなと思っています。

撮影開始まで10秒、あっという間に広がり巻き直しの手間無し!

「えっ?」

箱から出して背景紙を広げた時、思わず声が出ました。

この背景紙、かなりしっかり丸められてとどくのですが、とにかくすぐ広がるんです。

Webサイトにも「シワ無し」の文言がありましたが、これまでの背景紙同様「結局丸まるんでしょ~」と腹の中では思っていて。

本当に良い意味で裏切られました。

撮影スペースにクリップ止めしたら、すぐに撮影開始可能な状態に。

設置時間がかからないのは、仕事道具として本当にありがたいですね。

安い背景紙には注意(巻き直しに時間を使いたくないあなたへ)…

これまでAmazonで売っている安価な背景紙を購入していました。

が、そこはやはり値段相応。

「巻きがきつくてすぐに使えない…」「巻き伸ばしの為に、本に1週間はさんだ…」「使い終わって巻いて収納したら元に戻った…」

こんなことの繰り返しで、肝心の撮影時間や納品加工時間がどんどん短く。

やはり仕事道具は多少高くても「信頼性」。

ついつい安い方に行ってしまう自分に反省…

繰り返し使ってもしわにならない

こちらの背景紙は「ターポリン」という耐水性・耐久性・形状記憶性能の高い素材を使用しているとのこと。
(屋外横断幕の素材によく使われているようです)

おかげでしわや日焼けに強く、保管時にあまり気を使わなくてよいのがポイント。

紙の背景紙だと、設置するだけでしわがついたり、気がついたら側面が日焼けしていたりしたりと意外にデリケート。

ターポリン素材の背景紙なら、保管コストも削減できるのは大変ありがたいですね。

ちなみに、耐水性も高く汚れや水拭きも可能なので食事系の撮影時も心配ありません。

カラーバリエーションが豊富

公式ECサイトの掲載されているのは25種類。

ベーシックな単色カラーから、木目、モルタル、タイル、大理石など小物撮影で重宝する背景も一通りそろっています。

通常の物撮りやECサイト用ではまず不足感はないですね。

一方で原色系が少ないのが少し残念。

個人的には、ビビットなオレンジなどが欲しかったので、今後実装してくれたらうれしいなと思ってみたり。

反射・テカリが少ない

紙じゃない背景紙の問題点は、反射やテカリ。

光源に対して角度が浅くなるとすぐに反射して、仕上がりが悪くなることもしばしば。
(ビニール製なら角度に関係なく光源がうつりこんだりしますね。)

ピノスタジオ製の背景氏は表面がさらさら(超微細な凸凹)なため、光が乱反射してくれます。
おかげで、光源に対して浅い角度で撮影しても反射しずらい印象。

テレビの液晶度同じで、自分の撮影したい角度が制限されないのは作例・工数削減にかなり影響が出ます。

仕事で使う上では大きなメリットですね。

試し撮り作例

購入したシートを使ってさっと試し撮りしてみました。

同じ構図で撮影してみましたが、やはり背景によってかなり印象が変わりますね。

グレーは透明感を、黒は輪郭をきゅっと引き締めてくれる感じ。

モノや記事によって使い分けが楽しくなりそう。

まとめ

背景紙は、巻きがきつくてすぐに使えなかったり、長い間使っていると傷んでしまったりと「使いたいのに、使いずらい」というのが本音でした。

ピノスタジオさんの背景紙は、「すぐに使えて、長持ちし、キレイ」を地で行く製品だと思います。

もちろんその分他の製品よりはコストがかかりますが、仕事道具は信頼性がすべて。

短時間で自分の撮りたい画をつくるには、必要なコストだと思えます。

みなさんもピノスタジオさんの背景紙、ぜひ試してみてください!

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