万年筆が裏抜けしない、バレットジャーナルに最適なドイツの高級ノート。
今回は、このドイツ生まれの高級ノート『ロイヒトトゥルム(LEUCHTTURM)1917』のレビューをしていきたいと思う。
『ロイヒトトゥルム1917』がおすすめな理由
私が『ロイヒトトゥルム1917』のノート使い始めて既に3年くらいになるが、改めてこのノートはとてもオススメだと思う。
おすすめな理由
- 万年筆が裏抜けしない上質紙
- 持ち運んでも曲がらないハードカバー
- ガツガツ使ってもへたらないタフさ
- バレットジャーナルづくりに最適
の4点。
もともとはモレスキンやアピカプレミアムCDノートなどを使用していたが、万年筆を使うと裏抜け(インクが裏にしみてしまう)ののに困っていた。
また、ソフトカバータイプのノートだと、バッグやリュックに入れて持ち運ぶ際に折れ曲がったり、擦れてボロボロになってしまうこともあった。
これらの問題を解決してくれたのが、今回紹介する『ロイヒトトゥルム(LEUCHTTURM)1917』というノートだ。
バレットジャーナルにおすすめなノート
また、最近は欧米で人気を博しているバレットジャーナルというタスク管理を行うことが多い。
バレットジャーナルをする上で必須なのが「ページ番号」と、「150ページ以上のページ数」、加えて「長く使えること」。
ちなみにロイヒトトゥルムは、
- ページ番号付き
- 全251ページ(A5版)
- 品質、デザイン性の高い高級ノート
という、まさにバレットジャーナルをする方のためのノートといってもいい製品だ。
最近はバレットジャーナル専用の「ロイヒトトゥルム バレットジャーナル」も販売されている。
こんな方におすすめ
『ロイヒトトゥルム1917』はこんなノートを探している方におすすめだ。
こんな方におすすめ
- 万年筆のインクが裏抜けしないノート
- カバンに入れて持ち運びしても、折れ曲がらないノート
- 一冊のノートを長い間大切に使いたい
- 他の人とちょっと違うノートを使いたい
- バレットジャーナル用のノートを探している
- ドイツ製品が好き(私です)
『ロイヒトトゥルム1917』の良いところ
万年筆が裏抜けしない上質な紙
『ロイヒトトゥルム1917』のノートは万年筆で書いても裏抜けしない。
これがこのノートの一番のおすすめポイント。
他のノートと比べ明らかに紙が厚く、濃い色のインクでもそう簡単に裏抜けしない。
また、少し強めにボールペンで書いても、次のページにあとが残ったりしないのもいいところ。
ストレスなく万年筆を使えるノートは、この『ロイヒトトゥルム1917』か、同じくドイツの高級ノートの「グムンド(GMUND)」くらいだと思う。
分厚い表紙
ロイヒトトゥルムのノートはソフトカバーとハードカバーのモノがあるが、私はハードカバーを使っている。
カバーが厚く持ち運んでもカバンの中で曲がらない。
のが主な理由。
ノートは自宅から会社、テレワーク先などいろいろなところへ「かなりハードに持ち出す」ことが多い。
そのためソフトカバーや、材質によってはハードカバーでもすぐにボロボロになってしまうことがあった。
ロイヒトトゥルムの表紙はかなり分厚く、さらにしっかりコーティングされているため、長い間使用しても綺麗なまま。
同じノートを長期間使う私にとってはうれしい品質。
太く、強いゴムバンド
『ロイヒトトゥルム1917』には高級ノートらしくゴムバンドが付属し、ノートが勝手に開かないようになっている。
ゴムバンドがないノートを使っていたころは、バッグに入れたノートの隙間にモノが挟まってページがぐちゃぐちゃになってしまうこともあった。
やはり、持ち運び用ノートにはゴムバンドはあった方がいいと思う。
また、このゴムバンドの質感が良い。
太く、張りのあるゴムバンドがしっかりと裏表紙に縫い付けられ、ゴムが伸びてへたったり使えなくなったりすることもない。
これまで見てきたノートの中で一番強く、安心感のあるゴムバンドだ。
ページ番号つき(バレットジャーナルに最適)
ロイヒトトゥルムのノートにはページ番号が振られている。
最近はバレットジャーナルというノート術があり、私も自分頭の中のタスクをまとめるのに重宝している。
(バレットジャーナルを行う際には必ずページ番号が必要になりますが、ページ番号を振っているノートがほとんどないです。)
そのため、購入後すぐ使えるバレットジャーナル用ノートとして、ロイヒトトゥルムはかなり優秀。
色違いのしおりが2本
このノートには色違いのしおりが2本ついている。
これが意外と便利。
私はこのしおりを「仕事用しおり」と「プライベート用しおり」などに分けて使用している。
自分に合ったサイズ・カラーが選べる
ロイヒトトゥルムのカラーバリエーションは約30種類ほど。
原色カラーから、北欧カラーのような淡い色、限定色のメタリックカラーなど気分や季節に合わせてノートを使うことも。
無骨で地味ながモットーのドイツ製品界において、『ロイヒトトゥルム1917』はかなりのオシャレ製品。
なので、初めて出会ったときはとても新鮮な気持ちになった。
マチつきポケットがついている
ノートの背表紙には、マチつきの大きめのポケットが付いている。
メモ紙や付箋などを封入しておけばすぐに取り出せるのでとても便利だ。
『ロイヒトトゥルム1917』の気になるところ
手に入りにくい
モレスキンやロディアなどたのノートと比べ、ロイヒトトゥルムは明らかに取扱店舗が少ない。
そのため「伊東屋さん」の実店舗まで足を運んで購入していた。
(近くの小ぢんまりとしたおしゃれな文房具店にも売っていることはあったが、取り扱いカラーが少なかったため。)
最近はAmazonで購入できるようになったのであまり気にならなくなったものの、やはりカラーは直接見て気に入ったものを購入したいと思ってしまう。
銀座か渋谷の伊東屋さんには、まだまだ通うことになりそうだ。
まとめ
今回はドイツ生まれの高級ノート『ロイヒトトゥルム1917』を紹介してきた。
約3年間で、5冊以上を消費してきたが、改めて私から見てロイヒトトゥルムというノートは、高級ノートの名にふさわしいノートだと思う。
丈夫で、書き味もよく、それでいてカラーや見た目もオシャレ。
お気に入りの万年筆のどんなインクでも受け止めてくれ、裏抜けせず安心して使える。
いつも手元に置いてその日あったこと、気が付いたことをてメモしたくなる。
『ロイヒトトゥルム1917』はそんな素敵なノートだと思います。