2年使ってもしっかり撥水。耐久性よし、質感良し、見た目よしのランチョンマット。
みなさんはダイニングテーブルの上に何を敷いていますか?
- テーブルクロス
- ビニールクロス
- ランチョンマット
- なにも敷かない
いくつかの選択肢があると思います。
わが家では、もともと防水のテーブルクロスを使用していました。
防水テーブルクロスは、特に離乳食期・低年齢のお子さんのいらっしゃるご家庭には必須アイテム。
わが家でも、大変重宝していました。
それから、子どもたちも8才と6歳となりライフスタイルも変わったことで、ダイニングテーブルを無垢材でDIY。
それにともなって、防水テーブルクロスを卒業し、撥水性のランチョンマットへ交換しました。
今回は、私が2年間使用してきた、スウェーデンブランド「HIMLA」のコーテッドリネン(撥水加工リネン)のランチョンマットを紹介していきたいと思います。
結論:コーテッドリネンのランチョンマットは、使用感・見た目共に最高
まず結論から申し上げると、この「HIMLA」のコーテッドリネン(撥水加工リネン)のランチョンマットは大満足のアイテムでした。
コーテッドリネンとは
リネン生地にうすく撥水加工コートを施した生地のこと
特徴は、
- 水や汚れをはじく
- 水洗い可能
- 40℃のお湯洗い可能
- アイロン可能
北欧リネンのランチョンマットは柄もおしゃれであこがれていたのですが、汚れや水に弱いことが難点でした。
(汚れを気にしながら食事をするのみ気が引けますので。)
コーテッドリネンなら汚れに強く、お手入れ簡単。
子どもの食べこぼしやコップの水滴も、さっとふき取るだけで簡単にキレイになります。
さらに、リネンの質感がしっかり残っているのもいいところ。
通常、撥水タイプのマットはビニール感が強かったり、色があまり選べないなど、お部屋の雰囲気に合わせにくいものが多かった印象。
この「HIMLA」のコーテッドリネンなら、コートが非常に薄いため、
リネンの質感がしっかり残りつつ、撥水もされる
といういいとこどり。
機能的で、見た目も素敵なこの「HIMLA」コーテッドリネンのランチョンマット、非常に満足間の高いお買い物でした。
おすすめポイント
撥水加性能が素晴らしい
「HIMLA」コーテッドリネンのランチョンマットの一番のおすすめポイントは、その高い撥水性能。
北欧スウェーデンブランドの「HIMLA」のリネンは編目も美しく、シンプルなデザイン。
そこに水溶性アクリル加工を施すことで、見た目からは想像できない撥水性能を発揮します。
まず水は通しませんし、スープなど高温のものも全くしみこみません。
カレーやミートソースなども、ふき取るだけでしっかり落とすことができる素晴らしい撥水性能。
この強力な撥水性能は、お子様のいらっしゃるご家庭に相性抜群です。
特に離乳食期から4歳くらいまでは食べこぼしも多くお困りのご家庭も多いはず。
(わが家は、男の子2人のすさまじい食べこぼしのため毎日の食事が本当に大変でした)
「HIMLA」の高い撥水性能は、
子どもたちの食べこぼしからテーブルを守り、さらに見た目も良し。
子育て中の食事の時間を楽しくしてくれます。
耐久性が高く、長く使える
2年間毎日使用しても撥水性能を維持する高い耐久性も魅力です。
耐久性は、実際に使ってみないと分からないので内心ドキドキしていました。
結果として、今も購入したころと変わらないきれいな姿を維持しています。
- 基本は水拭き
- たまに中性洗剤で手洗い
これだけできれいな状態を保てるのもうれしいところ。
- もともとの製品の質が高い
- 繊維やコーティングを傷めるような強めの洗い方をする機会がない
この二つが、長持ちの秘訣ではないかなと思っています。
見た目、手触りが素晴らしい
「HIMLA」のコーテッドリネンは、撥水加工でもリネンらしい風合い、質感があります。
これまで使ってきた撥水加工クロスはいくつか問題がありました。
これまでの撥水加工クロスの課題
①クロスの質感を残しているモノ → 撥水性能が弱く、すぐ汚れる
②撥水性能が高いもの → ビニールみたいなツルツル質感
など、あまり満足いく商品に出会えませんでした。
子どもの離乳食期はビニールのテーブルクロスを使用していましたが、ツルツルの光沢がお部屋の雰囲気に合わず、少し残念でした。
今回紹介した「HIMLA」のコーテッドリネンは、見た目はリネン生地そのもの。
カラーバリエーションもアッシュタイプの北欧カラーなので、シンプル・モノトーンのダイニングエリアにはぴったりです。
収納 → メタルラック+無印のステンレスクリップでスマートに
食事が終わったらキッチンのメタルラックにかけて収納しています。
メタルラックなら風通しもよいので多少水分がついたまま干しても問題なし。
無印良品のクリップと合わせると、うまくひっかけられるのでおすすめです。
注意ポイント 色移りに注意
色の濃い食べ物をふき取らずそのままにしておくと、色移りしてしまうことも。
「HIMLA」は6色のカラーバリエーションがありますが、ホワイトやパールなど、淡いカラーのリネン生地の場合、色の濃い食べ物の色がうつってしまうことがあります。
特にカレーやケチャップを長時間そのままにしておくと色がうつるので、すぐ拭き取りましょう。
こぼして間もなく拭き取ればまず色移りはしないので、早めのふき取りが肝心です。
テーブルクロス、ランチョンマットどちらがおすすめ?
私は仕事でホテルレストランのテーブルコーディネートを担当することがありますが、その中でよく悩むのは、
テーブルクロス、ランチョンマットどちらを使うか
という点です。
例えば以下の5つのポイントで考えてみると、
ランチョンマット | テーブルクロス | |
テーブル保護力 | 〇 | ◎ |
テーブル保護面積 | 〇 | ◎ |
テーブルの素材を活かす | ◎ | 〇 |
片付けのしやすさ | ◎ | 〇 |
お手入れのしやすさ | ◎ | △ |
のようになります。
テーブルの保護力や、保護範囲などはサイズの大きいテーブルクロスの方が有利。
逆にランチョンマットはそのコンパクトさを生かし、片付け、お手入れの手間を少なくしてしてくれます。
この辺りはライフスタイルに合わせて、どちらを選ぶか考えてみてみてください。
無垢テーブルの木目や質感を生かすならランチョンマット
個人的に一番のポイントになるのは「テーブルの質感を活かしたいか」という点です。
特に、「天然の無垢材を使用したテーブル」を使っている場合には、
- 食事中も木目や手触りを楽しみたい
- 食事の汚れから完全に保護したい
のどちらを優先するかで購入する品が変わってきます。
テーブルクロスを使った場合、テーブル全体が保護される一方、無垢材の木目などは隠れます。
そのため、汚れやキズが少なく、テーブル自体のお手入れ頻度は下がりますがせっかくの無垢材の美しい木目が隠れてしまうのは少し残念です。
一方、ランチョンマットの場合、テーブルを保護は完ぺきではありませんが、無垢材の木目や手触りを楽しむことができます。
課題はキズ、汚れの発生頻度は上がり、テーブルのお手入れ回数は上がります。
(水汚れに強いウレタン仕上げの場合はあまり気にしなくても大丈夫です。)
テーブルが無垢材の場合は、
- テーブルの保護を優先 → テーブルクロス
- 木の風合いを楽しむ → ランチョンマット
を基準にして選んでみてください。
ちなみに私は、
ダイニングテーブルを無垢材でDIY + 蜜ロウワックスでメンテナンス
しているので、ランチョンマットを選びました。
テーブル(デスク)DIYの方法や、無垢テーブルのお手入れの方法はこちら。
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まとめ
今回はスウェーデンブランド「HIMLA」のコーテッドリネン(撥水加工リネン)のランチョンマットを紹介してきました。
約2年使用しても保護力の落ちない撥水加工性能と、スカンジナビアデザインのリネンを合わせたランチョンマット。
なんだか、テーブル自体もビニールでくるまれていた時と比べると、少し生き生きとしているような感じがします。
テーブルに触れたりメンテナンスする機会も増えたため、汚れることも多くなりましたが、以前よりずっと愛着がわいています。
子どもの食べこぼしに悩みつつ、ダイニングテーブルの木目も生かしたいという欲張りな願い。
これをかなえてくれた素敵なランチョンマットに感謝です。