賃貸でも暮らしやすく、ちょっとおしゃれな家。
を目標に、暮らしの家電や小物、家具などを選び家づくりを進めてきました。
夫婦二人の暮らしから、子供が増え、そのたびに働き方と暮らし方のしくみを変え、少しずつ完成形に近づいていくわが家。
今回はその中から「家具」を中心に、これまで私が「ウォールナット材でDIYしてきた家具」を紹介したいと思います。
PCデスク - ウォールナット集成材×アイアン脚
使った素材
・天板「ウォールナット集成材」
・脚「アイアン」
このPCデスクは私が大型DIYにチャレンジした初めての作品です。
きっかけはテレワーク。
これまで使用していたデスクがあまりにも使いにくかったため、新調を決意。
↓ Before 以前のデスク。サイズは90cm幅と小さく、配線がもじゃもじゃ。椅子もない。最悪のテレワーク環境でした!
↓ After テーブルも120cm幅になり広々。配線もなくなり仕事もはかどるデスク環境に。
つくってみて気づいたのは、デスクは意外と大物家具ということ。
天板選びから材料集め、制作には少し苦労しましたが無事完成。
↓ 実際のPCデスクのDIY方法、必要なものはこちらの記事から
-
【DIY設計図あり】ウォールナット天板とアイアン脚のおしゃれなPCデスクを自作する方法と必要なモノまとめ
続きを見る
-
1.5畳で理想のワークスペース!自宅で快適なテレワーク環境に作りに必要なものを紹介
続きを見る
-
賃貸でもO.K.!フローリングにタイルカーペットを敷いて防キズ・防音してみた。
続きを見る
現在は、私が仕事で使うほかに妻のテレワーク、息子たちの勉強机、ゲーム用PCデスクとして大活躍。
家族みんなが使ってくれるので、制作側としては本当にうれしいですね!
本棚(シェルフ) - ウォールナット集成材×アイアンフレーム
使った素材
・板「ウォールナット集成材」
・脚「アイアンフレーム」
2020年に子どもが小学生になったこと、私や妻のテレワークが始まったことで本・資料が激増。
これまでの収納スペースでは入りきらなくなったため、本棚を購入することに。
色々なところで本棚を探しましたが、思ったようなサイズや質感の本棚は見つからず。
結果、こちらもDIYで制作することになりました。
↓ 実際の本棚(シェルフ)のDIY方法、必要なものはこちらの記事から
-
【DIY】ウォールナット板を使ったおしゃれな本棚(シェルフ)のつくり方と必要なモノまとめ
続きを見る
2セット、下側3段でおよそ300冊近く入るので、しばらくは本の収納には困らないかなと。
本棚を二つ作った理由 いつかは兄弟にひとつづつ
本棚を二つ作ったのは「いずれ兄弟にひとつづつ渡すため」。
我が家には2つ年の離れた兄弟がいます。
そのうち自分たちの部屋を持ち、デスクや本棚が必要になる時が来ます。
その時、この本棚をひとつづつ部屋においてあげたいなと思っています。
オープンボックス ー ウォールナット集成材
使った素材
・板「ウォールナット集成材」
テレビ台、収納として使っているオープンボックス。
本を収納したり、子どもたちのランドセル入れにしたりと大活躍。
このオープンボックスのおかげで、散らかり放題だったわが家の小物たちは、無事に居場所を見つけることができました。
さらにこのオープンボックスにはちょっとしたこだわりがあります。
ポイント①:無印良品のPPボックスがちょうど入る設計
一つ目のこだわりポイントは無印良品のポリプロピレンケース(幅26cm×奥行37cm)をジャストサイズで収納できるようにしたところ。
引き出しを入れることにより、収納力は格段にアップ。
普段使いの文房具や小物がたっぷり入るようになりました。
しかも、無印製品のポリプロピレンケースはいろいろな高さのラインナップがあるので、用途に応じてケースを変更できます。
ライフスタイルの変化に対応できる、ちょっとしたこだわりポイントです。
②子ども用品を一か所に
2つ目のこだわりポイントは、子ども用品を一か所に集められるところです。
このオープンボックスのおかげで、子どもたちが使うもの(ランドセル、教科書、文房具、ペーパー類)がすべてリビングの一か所に集まり、
・片付けや、次の日の学校準備がしやすい
・親の目も届きやすいので安心
というメリットが。
親が手を貸さずとも、準備・片付けが自分でできるようになりました。
ちょっとした自立心を育てる、子育て世帯にうれしい家具です。
ダイニングテーブル - ウォールナット無垢材×アイアン脚
使った素材
・天板「ウォールナット無垢材」
・脚「アイアン」
ダイニングテーブルもDIYで制作しました。
作り方はPCデスクとほぼ変わらないため、制作はとてもスムーズ。
ただし、こちらのダイニングテーブルにもちょっとしたこだわりポイントがあります。
ポイント①:無垢材を使用
PCデスクとの違いは、天板に「ウォールナットの無垢材」を使用しているところ。
集成材よりも木目がダイナミックで色味も深く、重厚感あふれる仕上がりには個人的に大満足。
集成材に比べ価格は高いものの、その存在感が我が家の食卓を支えています。
ポイント②アイアン脚はマスターウォールの極太脚
アイアン脚は憧れの「マスターウォール」さんから購入。
私がウォールナットDIYを始めた理由の一つに、このマスターウォールさんのプロダクトにあこがれたから。
脚はとても太く、非常に安定した作り。
この脚の太さのおかげで、約3cmの天板もすっきりと見えてしまう不思議。
また、板の接続面が広く、板の反りにくい設計になっているのもポイント。
この機能のおかげで天板に反り止めを入れる必要が無く、裏面がすっきりと仕上がります。
現在は、家族団らんの場所、子どもたちの勉強スペース、夫婦のテレワークエリアとこちらも絶賛大活躍中です。
仕上げはすべて蜜蝋ワックスで
ウォールナットの良さは深く落ち着いたカラー。
その色味を一番自然に引き出すのが「蜜蝋ワックス」だと思っています。
↓ 天板のお手入れ方法、蜜蝋ワックスの塗り方などはこちら。
-
【DIY】誰でもカンタン!テーブルの「蜜蝋ワックス仕上げ」に必要なモノと方法を紹介
続きを見る
ほんの少し布にとって塗りのばせば、木の手触りを残しつつ艶のある仕上がり。
蜜蝋ワックスにはコーティング効果もあり、子どもの食べこぼしや水シミへの対策もばっちり。
自然由来の素材なので、小さなお子さまのいるご家庭でも安心して使えるのもいいところ。
まとめ
以上、これまでDIYしてきた4種類の家具をご紹介してきました。
すごくたくさんのDIYをしたわけではありませんが、大型の家具が多いためお部屋の一体感を演出してくれています。
また、子育て中という自分たちのライフスタイルに合わせたサイズや用途の家具にすることで、ずいぶん暮らしやすい家になりました。
正直、DIYをしたからと言って素材や品質にこだわるとそこまで安価に製作することはできません。
ですが、暮らしや好みに合った家具を使えるメリットはとても大きいです。
DIY後は、家の暮らしやすさ、使い勝手は何倍もよくなったと実感しています。
もしみなさんの中に、「好みに合う家具が無い」「希望のサイズがない」「値段が高い」など家具にお困りの方がいらっしゃれば、ぜひ一度DIYにチャレンジしてみてください。
きっと暮らしはずっとよくなると思います。